青天の霹靂 米日記

「青天な人々」 「青天の霹靂」生産者 工藤憲男さん

今回で7回目となりました「青天な人々」は、平川市で「青天の霹靂」を生産している工藤憲男さんです。

工藤さんは、平成24年度に田中稔賞を受賞した方です。 田中稔賞は、本県の稲作に多大な功績を残した個人・団体に贈られるもので、本県の稲作関係で最も権威のある賞です。

代々、地域の中心的な農家として水の世話役なども務めてきた家系の工藤さん。 そのコメ作りは高く評価されていて、県からの依頼を受けて「青天の霹靂」の試験栽培も担い、県産米初の特A取得に大きく貢献されました。

今年は、5.8ヘクタールで「青天の霹靂」を作付けするという工藤さん。 いよいよ、秋の本格デビューに向けて動き出しました。

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~いつからコメ作りをしているのですか~

就農して45年になります。 当初は出稼ぎもやっていて、様々な仕事をしてきました。今では農業一本でやっていますが、出稼ぎでの経験が、効率的に農作業を行うことに大変役立っています。

モットーは、「手間をかけずに美味しいものを作る」です。これは、手を抜くという意味ではなく、土壌分析をしっかり行い、基本を守って栽培するということです。

~「青天の霹靂」を作ってみた感想は~

「青天の霹靂」は、生長しても稲の色は淡く、10アールあたりの収量目標が9俵程度であるため土も見えている状態で、「本当に大丈夫かな」と不安になりました。

しかし、収穫して食べてみると、とても美味しいお米ができたため、これで大丈夫なんだと実感しました。今年の秋に本格的なデビューをして、価格もいい状態になれば、 より多くの農家が「青天の霹靂」を作りたいと希望すると思います。

~召し上がってみた感想は~

これなら、特Aをとれると思いました。本当においしかったです。すごく炊き増えする感じで、冷めてもとても美味しいです。粒も大きくシャキッとしているため、粒と粒がくっつかず、口に入れるとほぐれる感じです。おにぎりなんかにいいですね。

~これからの意気込みを聞かせてください~

私の役割は、「青天の霹靂」の栽培方法を周りの農家に見せ、さらに、栽培する方が増えるよう成功例を見せることだと思っています。また、栽培だけではなく、販売も一緒になってやっていかなければ、「青天の霹靂」は成功しません。栽培と販売の関係者が、意識を同じくして、一緒にやっていかなければならないと思います。

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(ご子息の憲児さんとともに。ご自宅前の道路からは、岩木山も見えます。)

憲男さんのご子息の憲児さんも、「冷めても美味しいので、お弁当にぴったりです。」とおっしゃっていました。

「まだまだ可能性が感じられる。」・・・・工藤さんは、昨年自らが栽培した「青天の霹靂」を食べてみて、このように思ったそうです。

さぁ、2015年の工藤さんの「青天の霹靂」作りが始まります。その可能性をどこまで引き出してくださるのか、秋の収穫がとても待ち遠しいです。

ハッピーハンド