青天の霹靂 米日記

「青天な人々」"元祖無国籍料理人"熊谷喜八さん

12回目となる「青天な人々」、全国的なビッグネーム!「KIHACHI」でおなじみの、熊谷喜八さんの登場です。

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熊谷さんは、海外の日本大使館料理長やパリの有名レストランで部門シェフを務めた後に帰国。1987年に、安全で美味しいものにこだわった無国籍料理を提供する「KIHACHI」をオープンさせました。

青森県との関わりも深く、2004年から3年をかけて青森県の食材を使ったレシピ集を発行し、全国の「KIHACHI」グループの店舗で青森フェアを実施していただきました。

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「KIHACHI流無国籍料理」という独自の分野を打ち立てられた熊谷さんに、「青天の霹靂」についてうかがってみました。

 

~黄綬褒章の受章、おめでとうございます~ (2015年春、黄綬褒章を受章されました。)

まさに「青天の霹靂」です(笑)。まさか自分がもらえるなんて・・・。料理人になって50年あまり。地方が元気になるための活動が評価されたのかもしれません。この褒章に恥じないよう、がんばりたいと思います。

~熊谷さんをどのように紹介すればいいでしょうか~

元祖無国籍料理人でしょうか。和でも中華でもなく・・・ベースはフランス料理ですが、紙一重のところですね。

~料理人を志した理由は何ですか~

「翼よ!あれが巴里の灯だ」という映画がきっかけです。リンドバーグが大西洋横断飛行をしてパリに降りるシーンを見て、「あの街に行きたい!」と思いました。私は、戦後の焼け野原、グレーの街で育ったので、総天然色の映画を見て、パリに憧れたんです。

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そしてある日、とある有名ホテルが、コックをスイスやフランスへ研修に行かせるという新聞記事を見て、「コックは美味しいものが食べられる」というよこしまな気持ち(笑)を持ち、料理人を目指しました。

~青森の食に対する印象はいかがですか~

冬の寒さがあるので、食べ物がおいしいです。3つの海があり、多彩な水産物を持っている県ですね。農産物も、畜産物もおいしく、野辺地の葉つきこかぶや雪にんじんなど、あそこまで優れたものはなかなか見あたりません。

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~普段は、どんなお米を食べていますか~

種類はコシヒカリ系です。食べる頻度はバラバラで、3食ご飯の日もあれば、全然食べない日も・・・。商売柄、そうなりますね。

~「青天の霹靂」はご存じでしたか~

私が関わっているお店で試食会を開催した際、名前を聞きました。変わった名前だったので、覚えています。インパクトがあって、いい名前だと思いました。パッケージのブルーの色使いも、空のような、水のようなイメージで、お米とあっています。悪くないですよ。

~「青天の霹靂」を召し上がってみていかがでしたか~

やや大粒で、いい感じですね。炊いて食べてみると、ちょっと甘みが弱いと思いますが、ツヤも香りもよく、レベルは非常に高いです。食感もいいですね。また、少し冷めると、炊きたてのときとはまた違ってきますよね。

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~どんなおかずに合いそうですか~

塩鮭とか、味がはっきりしたものにした方が美味しいと思います。私は、とろろ芋が好きなんですが、そういうものではありませんね。

~今後の展開についてアドバイスをいただけませんか~

やっぱり、生産者を分け、「青天の霹靂」の中でも、ランク付けをした方がいいと思います。「○○さんの○○栽培米」というのが今年特Aを取得しても、来年再び特Aを取得できるとは限りませんね。ブランド米にするのでしたら、そうしないと・・・。ワインもそうですよね。

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青森のレシピ本の出版を機に、青森県を「第二の故郷」と言ってくださる熊谷さんは、県内を何十箇所も巡り、本県の食材の素晴らしさを高く評価しています。これからも、本県にお越しいただいて様々なアドバイスをいただくとともに、ぜひぜひ「青天の霹靂」も、応援していただきたいですね。

※熊谷さんプロフィール、活動については、「KIHACHI」のHPをご覧ください。

http://www.kihachi.jp/